愛情を感じたとき

日々の点滴と母の看病によって、
つわりもだいぶ落ち着きつつある。
先週は1日8回くらい吐いていたのだが、
今では3回くらいになった。
が、慢性的に吐いている為、
喉と食道が胃酸で焼け、
血を吐いてしまう。
食べ物も喉を通る時痛くて辛い。
早く終わらないかな。
喘息も、吸入器は毎日使用しているものの、
6割方快方に向かっている。





昨夜、私が生まれてから今日までの、
両親が撮ってくれた大量の写真をおさめたアルバムを見ていた。
以前、TVで武田鉄也が、


「子供は3歳までの自らの可愛さでもって、
 親に一生分の親孝行をしている。」


というようなことを言っていたが、
これは本当かも。
だって、3歳までの私、




かなり可愛いんですけど!!





私という花は、
3歳で散ってしまったかぁ〜。
でも一つ発見があった。
それは、子供が生まれたら、
とにかくひたすら写真を撮った方がいいということ。
父の唯一の趣味は、
家族の写真を撮ることだった。
今日までの写真の総数は、
ティニーも驚くくらいの枚数。
数ある写真の中で一番ビックリしたのが
お誕生日に母が作ってくれた、
22年前のケーキの写真↓



ケーキの上に、
何故か、メリーゴーランドのお馬さんが乗っている。
母に、
「この写真のケーキって、何でお馬さんが乗っているの?」
と聞いたら、
「あなたがメリーゴーランドのケーキが食べたいって言ったから、
 必死で作ったのよ。」
との返事だった。
私がもし、子供に同じことを言われても、
こんなケーキを作ることは出来ないだろう。
手間隙かけた美味しい食事を作れば、
きっといい子になるだろうな。
大人になった今、食事の写真一つ見るだけで、
「愛されて、大切に育てられたんだな」
って、しみじみする。
いつか我が子も、同じ様な思いでもって、
私とティニーの撮った写真を眺めてくれるといいなー。