ここからはまた蝶の話題です。
自分でもこの話題にはうんざりしているくらいなので、読者の方は尚辟易されることと思います。
以下どうぞスルーされて下さい。




昨夜、ティニーがあるものを発見しました。


ま・た・ベランダの窓ガラスに、何らかの昆虫のものと思われる、今度は「卵」が付いていました。
『もう!何で我が家の窓ガラスはそんなに虫に好かれるわけ??』と呆れながら、何の卵だろうかとネットで検索しました。
ハエや蛾の卵だったら怖いと思ったからです。
調べた結果、蝶の卵みたいです。
蝶の卵とわかった時点で、もしや…アオスジアゲハの卵?とも思ったのですが、
とにかくハエとか蛾の卵じゃないとわかり、ホッとして眠りにつきました。


今朝起きて、カーテンを開けたら…



いたー!


羽の青い部分の色素の落ち方や下の羽のグチャっとした具合とか、元気がなく動かないところとか、我が家で羽化した蝶に似ているような。
恐らく↑の蝶が我が家の窓ガラスに産卵した張本人でしょう。
しかも産卵場所に我が家の窓ガラスを選ぶってあたり…やっぱりあの子なのかしら?
卵は窓ガラスのかなり上の方に産みつけられているので、卵が孵化しても地上までたどり着ける幼虫はいないかも。
でもこればかりはどうしてあげることもできません。
そしてベランダに20匹以上のイモムシがウロチョロすると思うと、ちょっと、いやかなり気持ち悪い。。。
でも先日アオスジアゲハに、「いつかまた我が家に帰っておいで」と言ってお別れしましたから、卵は撤去はしません。
無事孵化するまで見守りたいと思います。


私は別に『あの子が我が家に帰ってきて卵を産んだのだ』と思いたいわけではありません。
ただ、我が家は駅の目の前で、周りに花壇や噴水もなく、コンクリートに囲まれた地域なので、
そんな状況の中でアオスジアゲハが生きていくことができるのかがすごく心配だったんです。
でも今日、生きているアオスジアゲハを見ました。
さらに産卵までしている。
産卵したということは、交尾する相手がいたということ、すなわちアオスジアゲハがこの界隈に割りと存在するということなのでしょう。
そして普通なら撤去される可能性の高いマンションの窓ガラスを利用して、さなぎ化や産卵までしてしてしまう。
その蝶の、野生のバイタリティーに、私はひたすら感服したわけです。